北原白秋は生涯で三度結婚している。

1人目は俊子、2人目は章子(あやこ・あきこ)、3人目は菊子。
最初の2人は恋愛結婚、菊子のみお見合い結婚である。

俊子と白秋が出逢った時、俊子には夫がおり、2人とも姦通罪で牢屋に入った経緯がある。

2人目の妻、章子は白秋のことを「痛々しい大きな赤ん坊」と称している。

そして、人気作家北原白秋を生涯支え続けたのは、3人目の妻、菊子である。